徳島駅

南国都市をイメージさせる徳島駅

徳島駅は、徳島県の県庁所在地である徳島市の中心駅で、観光やビジネスの起点となっています。徳島県のターミナル駅であり、普通列車の他に特急列車が発着しています。

列車以外の交通の要として、西日本の各都市、神戸、関西空港や京都、名古屋方面を結ぶ高速バスのターミナルが、駅目の前左手にあります。また、徳島阿波踊り空港と徳島駅を結ぶリムジンバスの、発着地にもなっています。

駅を出て直ぐ目の前の場所に、タクシー乗り場や駅レンタカーも有り、移動の使い勝手がよく分かりやすいので、旅行者の方も困らないでしょう。駅内には、自動券売機やみどりの窓口のほか、待合室やコインロッカーの設備もあります。

通勤通学の人だけでなく、観光で訪れる人の利用も多く、夏の風物詩である阿波踊りの時期は、特にその賑わいを増します。

高徳線、徳島線、牟岐線、鳴門線の各列車が発着しており、駅ビルとして地上18階建の四国最大の駅ビルが併設されています。交通の面で便利なほか、ショッピングも楽しめるのが徳島駅周辺の魅力でしょう。

周辺の住みやすさと賃貸情報

徳島駅の、2021年の1日の平均乗降者数は約16000人であり、JR四国で香川県高松駅に次ぐ2番目の乗降客数となります。駅ビルの中には、飲食店や衣料品店のほか、ホテルや地元の物を揃えた土産屋など多くの店舗が入居し、徳島の魅力を伝えています。

駅周辺には、商店街の他、大型商業施設が複数建てられていて、徳島のファッションやグルメ発信の中心地となっています。駅内で待ち時間を持て余す方は、駅のすぐ近くに立地していて地元の方にも人気のポッポ街商店街を歩いて、いろいろな店を探索するのも楽しいですよ。

駅の出口は南側のみで、繁華街も南側に集中しています。駅前のヤシの木が、南国に来た雰囲気を高めてくれると人気ですよ。そのため、駅から北側に行くには、迂回し跨線橋を通ることになります。

北側には徳島中央公園があり、徳島城址の跡地があり、歴史も感じられる憩いの場所となっています。

駅前のロータリーには、タクシー乗り場の他、駅レンタカーなどもあります。多くの市民が利用する、徳島市営バスや徳島バスも発着し、県内の多方面に展開されています。

バス乗り場の一画には、空港リムジンバスの発着場があります。チケットは乗り場近くの券売機で購入可能です。徳島阿波おどり空港発着の時間に合わせてダイヤが組まれているので、初めてリムジンバスを利用する人にも、分かりやすく便利に使えると好評です。

列車の接近メロディには、2016年より、阿波踊りで有名なお囃子「阿波よしこの」が導入されています。このメロディは、阿波踊りの連から演奏者が集まり、30秒前後のメロディを4種類それぞれ使い分けられて、作られました。県と市の連携によって実現したご当地メロディーは、観光客の方にとっても嬉しいおもてなしの一環ですね。

駅から徒歩圏内の所には、徳島中央公園や新町川公園など憩いのスポットが複数あり、住環境も魅力的な人気エリアです。新町川公園は親水公園でもあり、昼は噴水、夜はLEDを使ったイルミレーションでライトアップされ、緑と水に囲まれた徳島県の魅力を楽しむことができます。

駅から歩いて2分の場所には観光案内所があり、一年中観光客の方に徳島の魅力を案内してくれます。

観光名所として人気が高いのが、駅から徒歩15分程の場所にある阿波おどり会館です。年間を通してプロの方による阿波踊りが見られるため、とても人気が有ります。

この阿波おどり会館の5Fは、眉山ロープウェイの山麓駅にもなっています。美しい山形で有名な眉山の山頂まで片道6分程の空の旅で、徳島市街を見渡す空中散歩が気軽にできると好評です。

眉山ロープウェイでは、初日の出運転や夜景が見られる時間の運行が特に人気が有ります。徳島の町おこし企画として始まった「マチアソビ」期間には、ロープウェイ内のアナウンスが有名声優さんによるアナウンスに変わり、期間限定のコラボが好評です。

徳島駅前は様々なホテルや商業ビルが並び、まさに徳島の中心地といえます。