東光寺

浄土真宗本願寺派を宗派とする東光寺は、徳島市寺島に位置しています。明治初頭には、流罪となった浦上キリシタンが長崎から連れてこられ、東光寺にも収容されたといわれています。

阿波志によると、東光寺はかつて京都にある興正寺の末寺でした。そして出家して寛海となった藤原成重が開基です。明治初頭には、流罪となり長崎から連れてこられた浦上キリシタンを収容していたと伝わる東光寺ですが、昭和20年に徳島大空襲で山門以外の伽藍が焼失してしまいます。

その後再建された東光寺には、江戸時代の有名な浮世絵師である東洲斎写楽のお墓もあります。