徳島眉山 天神社

徳島眉山 天神社は徳島駅から徒歩10分。眉山ロープウェーの乗り場のすぐ近くに建っています。ロープウェーを挟んだ反対側にある潮音寺の鎮守として、瑞厳寺の一顎和尚が渡唐天神木象を祀ったのが起源とされています。

文化6年(1809)に潮音寺の神像を祀り創建しました。蜂須賀家の保護を代々受けてきた由緒ある神社です。御祭神は菅原道真公。文教の神さまとして、受験シーズンが近づくと合格祈願に訪れる参拝客でにぎわいます。境内に鎮座する「知恵の牛」はさすればさするほど知恵がつくそうですよ。

そして天神社といえばカラフルな御朱印。しかもデザインは月替わりで、境内社のものと合わせて5種類の中から選べます。境内社とは姫宮神社と九人大明神、そして眉山稲荷神社の三社です。姫宮神社は縁結びの神さま。パワースポットとしても有名な、ピンクのハートがいっぱいの愛らしい神社です。

しかしご神体に愛らしさはありません。それは巨大でミステリアスな岩。「日本有数の奇岩として絶妙にして幽玄なる秘仏」として、その神秘のパワーは古来から信仰の対象とされてきたようです。そんな姫宮神社は安産や病気平癒にもご利益があります。そして九人大明神はタヌキの神さま。眉山に住み着いていた母タヌキが、9匹の子ダヌキを育てている姿を見て、これは立派だとお祀りされました。

9匹それぞれに名前がついていて、ご利益もそれぞれなのがとても愛らしい神さまです。天神社の隣には阿波おどり会館があり、神社周辺で阿波おどりも開催されます。

アクセス：ロープウェイ前バス停より徒歩4分。西大工町二丁目バス停より徒歩5分。徳島駅より徒歩12分。