壽法山光明院本願寺は、JR
蔵本駅からほど近い徳島市の
南島田町に建っています。
本願寺の宗派は新真言宗で、開基は勢宥上人です。
本願寺は江戸時代、三代将軍徳川家光の時代の創建で徳島市史には平安時代に創られたと伝わり、ご本尊である阿弥陀如来坐像は平安末期の作とされ、徳島市の有形文化財に指定されています。
本願寺は徳島でも屈指の寺宝を有しています。
そのひとつである「春日鹿曼陀羅図」は、春日の地に飛来する神鹿が描かれており、市指定有形文化財となっています。
また「紙本墨書聖徳太子伝歴二巻」は、917年に藤原兼輔が記したもので、本願寺のものは鎌倉時代にこれを写したものとなり、国の重要文化財に指定されています。
徳島市南島田町1-11