密厳寺
みつごんじ
空海が川の洪水を抑えた伝説が残るお寺
密厳寺は四国三十六不動尊霊場十三番札所です。山号は降魔山(ごうまさん)、本尊の新居不像は両側に童子を従えています。
別名不動院とも呼ばれる密厳寺の開基は大宝年間(701~704)。行基が不動尊像を刻んでここに安置し、その後空海(弘法大師)が伽藍を建立しました。
この地の民衆が洪水に悩まされていた時、弘法大師が7日間かけて密教における秘法護摩供を捧げた結果、荒れていた川が逆流したという伝説も残っています。そして伽藍が建てられてからは洪水は起こらなくなったということです。それ以降、逆流していた川は「逆瀬川」と呼ばれるようになりましたが、現在は一部しか残っていません。
密厳寺もまた天正の兵火で焼失しましたが、蜂須賀家政によって再建されました。現在の境内には大師堂と薬師堂が建っており、薬師堂の中には廃寺となった真覚寺の本尊であった薬師如来像が安置されています。
770-0063 徳島県徳島市不動本町1-258
アクセス:不動前バス停より徒歩1分。不動橋バス停より徒歩2分。
密厳寺の周辺地図
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