稲次病院

1978年に開設された稲次病院は、急性期医療から在宅医療への橋渡し役として、医療機関や福祉施設、居宅サービス事業所との連携に努めています。

診療科目は、整形外科、麻酔科、脳神経外科、神経内科、リハビリテーション科、内科、形成外科、リウマチ科を擁しており、特定健診や特定保健指導も実施しています。

病院は4階建ての建物で、2階と3階部分は入院病床になっており、入浴形態に合わせた浴室も完備されているそうです。リハビリテーションルームや食堂など、必要な施設が整っていますよ。

食事に関しては、食事量が減っている方や、口から食べられない方の原因や栄養状態を把握し、各職種のスタッフが専門知識を出し合い、適切な栄養状態になるように栄養サポートチームを組んでいます。

患者さんの全身状態の改善によって治療効果を高めることで、患者さんの早期退院を目指していきます。

回復期リハビリテーション病棟は、専門職を育成する教育施設としても指定されており、高く評価されています。

入院患者さんの治療にはリハビリテーション専門医が携わり、多職種と連携して24時間365日、リハビリテーションと心身機能の回復をサポートしています。

通院が困難な場合は、定期的なスケジュールを立てて、医師や訪問看護師やリハビリスタッフが自宅に訪問し、診察やケアを行うこともあります。

退院後にも、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士といったリハビリ専門職の方が自宅を訪問してリハビリを行うなど、在宅医療にも力を入れています。