徳島市
蔵本町にある八坂神社の別称は蔵本八坂神社。毎年夏に行われる祇園祭が有名で、地元の方の間では「蔵本の祇園さん」という愛称で親しまれています。
蔵本八坂神社の創建は天文13年。豪族であり、蔵本城主であった小倉重信が病にかかり、京都の八坂神社まで病気平癒の祈願のため参拝しました。その時にご分霊を賜り、島田村(現在の
北島田町、中島田町、
南島田町)へ奉祀したのが始まりです。その後、現在の地に移され、守護神として遷座されました。
ヤマタノオロチで有名な須佐之男命と、須佐之男命が櫛に変身させてヤマタノオロチから守った美しい櫛稲田姫命。そして2人の間に生まれた8人の皇子、八柱御子神の三柱が蔵本八坂神社のご祭神。
愛にあふれた三柱で、交通安全、家庭円満、病気平癒、無病息災、安産、必勝祈願、厄除けなどにご利益を授けてくださいます。
そして毎年祇園祭が開催される7月17日~21日には、参道にはヨーヨー釣りや金魚すくい、綿菓子などの夜店が並びます。
特設ステージで開かれるのは高校生のマーチングバンドや奉納祇園カラオケ大会、阿波踊りにビンゴ大会と、アットホームな雰囲気のお祭りで、地元愛あふれる蔵本八坂神社です。
徳島市蔵本町3丁目6