ふじおか小児クリニック

気さくで優しいドクターやスタッフが患者さんを迎えてくれる、アットホームな雰囲気のクリニックです。診療科目は小児内科をメインに、精神科やリハビリテーション科なども扱っています。

クリニックの特徴として、専門的な発達外来が備えられています。お子さんの発達が遅れているかもしれない、と思うような不安があるときには、抱え込まず相談してみてください。

発達相談は完全予約制です。来院の前に電話で相談内容を伝えてから、医師の診察を受診するという流れが基本となっているそうです。

必要に応じて、臨床心理士による発達検査や心理検査を行い、定期的に療養に通い経過を見ていくこともあります。

心理士が行う新版K式発達検査2001という検査や、WISC-IVという検査で、客観的に子どもの長所や苦手を見出すことができるそうです。検査の結果を見ながら子どもの特性を多角的に捉え、どのようにサポートして将来につなげていくのかを、保護者と一緒に考えてくださいます。

クリニックに併設しているエンゼルハウスでは、個別指導や親子での通園を受け付けています。

臨床心理士や言語聴覚士のスタッフも在籍していて、週に1回の通所で、セッションと医師との面談がセットで行われます。セッションや面談の中で、子どもたちの得意なことや、発達に必要なサポートをみつけていきます。

言語面では、絵カードなどトレーニングツールを用いて、状況理解や言葉の表出を促します。話す能力のほか、聞くこと、読み書きなど、言葉の理解全体へアプローチを行います。

認知面では、積み木を用いて特定の形を模倣して作ることで、考える力を育てます。就学を控えた子どもたちは、読み書きや数などの基本的な知識を学ぶ機会が作られ、学習面での支援も行われます。

運動面では、滑り台やジャングルジムのような子どもの好きな大型遊具でダイナミックに遊ぶことを通して、体の使い方を覚えたり、発達を促します。

コミュニケーション面では、ソーシャルスキルトレーニングが行われます。社会に出て、人とかかわり合いながら生きるためのスキルを養うもので、具体的な状況を設定したロールプレイを行い、振る舞いや受け答えを学びます。

クリニックには病児保育室も用意されていて、風邪など、体調を崩して保育園などに通えない子どもたちを預かってくださいます。クリニックのモチーフから名前を取って「くじらくん」とネーミングされていますよ。

仕事や急用があって、病気の子どものお世話ができない場合に利用可能で、看護師さんや保育士さんが保育を行うので、親御さんも安心できますね。