遠藤産婦人科

1978年に開業して以来、地元の女性や妊婦さんたちに親しまれてきた産婦人科クリニックです。

長い間、地元密着で診察を行ってきており、二世代でこちらの産婦人科を選ぶ妊婦さんも沢山いらっしゃいます。妊婦検診や分娩の他、婦人科についての診療も行っており、女性の生涯に寄り添ってくれる病院です。

副院長が診察のメインを担い、気さくで話しやすく頼りがいがあると人気があります。言葉だけでなく、資料などを参照してわかりやすく説明してもらえて、全体としてアットホームな雰囲気です。

2004年、クリニックは全面リフォームされました。妊婦さんの利用が多いこともあり、自宅にいるようにくつろげる空間を目指して、院内の内装やインテリアにこだわっています。

院内の各所には、光媒体による空気清浄器を設置してあり、空気中の細菌や花粉、嫌な臭いを気にせずに済みます。

また院内は全面バリアフリーになっていて、車いすの方や身重の妊婦さんに配慮しています。妊婦さんやお子さんの足元を守るため階段や病棟の廊下はすべて絨毯敷きで、内診室はスペースを確保し、車いすの方が内診台まで移動できるよう配慮されてあります。

外来の待合室には、広いキッズスペースが設けられています。スペースの中は柔らかいマットの床で、子どもたちは靴を脱いでくつろいだり、赤ちゃんもハイハイやおすわりをしたりできますね。

LDR室は陣痛室と分娩室、回復室が一体となっていて、陣痛から出産後までの長い時間を過ごします。各部屋への移動が必要ないため、妊婦さんへの負担が少なく、音楽を聴きながらリラックスして過ごせます。遠藤産婦人科では、LDR室を2部屋設けています。

プライバシーも保たれ、ご家族の立ち合いも可能です。産後はご家族で静かに赤ちゃんとのふれあいの時間を過ごせます。

遠藤産婦人科では自然分娩を基本としており、出産後にはカンガルーケアを行っています。

カンガルーケアは赤ちゃんが生まれたらすぐに行われ、赤ちゃんへの愛情が芽生える大切な時間と捉え、ママと赤ちゃんに安心感を与えてくれます。

出産の際に入院するお部屋はすべて個室で、シングルベッド、セミダブルベッドのお部屋のほかに、家族が一緒に泊まれる家族室があります。すべてのお部屋にトイレとシャワーが付いているので、ほかの患者さんに気兼ねすることなくマイペースに生活できます。

家族室以外のお部屋でも、付き添いのご家族は布団を借り、ソファーベッドに泊まることが可能です。里帰り出産でも、赤ちゃんと旦那さんと3人の時間が過ごせるので助かりますね。

授乳室は、同じように新生児のいる仲間で情報交換をしたり、コミュニティとして機能していますよ。

分娩翌日から母児同室が基本としていますが、睡眠不足やストレスなどを感じたら、ベビー室で赤ちゃんを預かってもらえます。

新生児室は職員の出入りの度に施錠され、しっかりとしたセキュリティーシステムが備えられています。また赤ちゃんのべッドにはベビーセンサーを装備して、まだ未熟な赤ちゃんの呼吸を24時間監視しているので安心できます。

妊婦健診を受けている妊婦さんには、無料でマタニティ体操やベビー体操も行っています。

マタニティ体操は、安産を目指して適度な体操をゆったりした音楽に合わせて行うので、リラックス効果もあります。自宅でも簡単にできるストレッチやエクササイズを取り入れているので、妊婦さんにぴったりです。

ベビー体操は赤ちゃんとママ、パパがお互いにふれあいながら体を動かし、楽しむものです。いつもとは違う環境でリフレッシュできますし、同じくらいの月齢の子どもを持つ親御さんとも知り合える機会になります。

ほかにもベビーマッサージや、産後ママを対象としたシェイプアップのためのボール体操のクラスも設けています。子どもの月例に合わせてプログラムが組まれていますので、ぜひ参加してみてください。