バリアフリー
住宅等各種の建物で、生活の障害となる構造部や表示部を取り除いた物件のことです
バリアフリー化がされた物件といえば、多くの方は障害を持つ方やシルバー世代が使いやすいように、床の段差をなくしてスロープなどを設置した物件をイメージするかもしれません。
ですが本来バリアフリーとは、英語でいう障壁の除去。日本語では、障害を持つ方やシルバー世代が生活するうえで障壁となる、物理的、社会的、制度的、心理的な障壁や情報面の障壁を除去するということを表します。
物理的な障壁への対応の例としては、共用玄関部や室内、玄関土間(=沓摺り)、ベランダへの出入り口の段差をなくし、フラットな床面やスロープからなる形状にすること。台所などの水回りで手が届かない場所や死角ができないよう、天板を低い位置にしたり、昇降式で高さを変えられるようにする。鏡やアーム、手すり、踏み台などを設置して見た目や動作範囲をカバーするといったものなどがあります。
制度的な障壁への対応の例としては、障害のある方が物件に対して自らの生活に必要な造作などの改変や、その資金、改変可能な物件を行いやすくするための助成や業者等の連携、物件等の紹介等があります。また、近年住宅の玄関周りに関しては「住宅の品質確保の促進等に関する法律」「高齢者の居住の安定確保に関する法律施行規則第六十二条第一項第九号の国土交通大臣の定める基準」や「国土交通省告示第千三百一号」等を受けて、玄関出入り口に段差のない状態のものが作れるようになりましたが、こういったものが制度的な対応です。
情報面の障壁の対応の例としては、目がある程度見えない状態でもわかりやすい電飾表示や大きなフォント表示、文字表示の代わりにピクトグラムや機能を表すアイコン図形の立体表示を採用した、家電製品や道具類。操作核種を、ボタンやレバー操作ではなく登録してある話者による音声で行ったり、現在の作動状況を音声で返してくれるものなどがあります。
近年は急速に賃貸住宅でも、各種のバリアフリー物件が増えました、ですがまだまだ賃貸市場全体では件数が少ない状態です。
またこういったバリアフリー改修を含めて広く内装部分の工事を行うことができる、DIY可能物件が徳島県内でも増えています。
既に出来上がっているバリアフリー物件を希望する場合は、自治体窓口やケアワーカー、こういった物件を数多く取り扱う不動産会社等に依頼してお部屋探しを行うとスムーズです。
居住の前に大掛かりな改装等が必要な場合には、事前に自治体窓口やケアワーカー等に相談しておけば、介護保険制度等による住宅改修を含めて、現在利用可能な国や地域の各種の助成等、さまざまな方法の中から最適な物件選びや改修などを検討してもらえる場合があります。
不動産広告にあるバリアフリー物件という表示は、現時点では残念ながらバリアフリー部分に関してのレベルは様々。本人が確認してみないことには実際の使用感などは十分に伝わりにくいものです。
ハウスマイルの場合、VRによる臨場感あふれる映像でのバーチャル内見が可能です。たくさんの物件を移動して内見する際のご案内はもちろん、多くの物件の中からある程度絞り込んで見に行きたいという際にも、事前に映像で十分ご確認いただいての絞り込みが可能です。
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