やましろクリニック

内科や、整形外科などの診療科を持つクリニックです。

元は徳島文理大学、徳島キャンパスの近くにありましたが、2020年11月にキョーエイ沖浜店近くに移転開院しています。

4階建てのクリニック1階には、介護支援やデイケアを行う、やましろケアサポートが入っています。2階と3階はグループホームで、4階がやましろクリニックとデイケアセンターになっています。

クリニックでは、APS療法という、変形性ひざ関節症に効き目のある、ひざ再生治療を行っています。

変形性ひざ関節症は高齢者の方に患者が多く、膝に水がたまったり、痛みを感じたりする症状が見られます。初めは歩き出しや起き上がり時に痛みが出て、次第に階段の上り下りなどが難しくなり、症状が進むと座ったり寝ていても痛みを感じるようになります。

再生医療とは、人の細胞や血液などを加工し、人が持っている回復能力を最大限に引き出す比較的新しい治療方法です。

APS療法では、自らの血液を用いて、血液中のたんぱく質と成長因子の能力を生かして行われます。ひざの他に、ひじや肩関節への効果が期待されています。

APS療法には、免疫反応のリスクが低いほか、日帰りで採血と注射を行うだけで済むので、患者さんの治療の負担が軽いというメリットがあります。

効果は治療後数週間から見られ、1回の注射で効き目は数年続くという報告もされているそうです。

自由診療のため、治療費は保険適応外です。健康に歩ける日常を維持するために、検討してみるのも良いですね。