LK(リビングキッチン)
【 リビングキッチン 】
LDKのうち食堂が存在しない、リビングキッチンの間取りのことです
マンションアパートの職住近接、都心回帰の流れを受けて、全国の都市中心部ではLKという間取りのものも増えています。居間と台所が一体となった、リビングキッチンという広々とした間取りの事を言います。LDKリビングダイニングキッチンの内、居間と台所のLKだけが存在する間取りで、食堂スペースが存在しないもののことです。
本来の食堂スペースである分を、寝室や個室に振り分けたり、テラスルーム風バルコニーを大きくしたり、といったさまざまな物件が登場しています。近年の新築不動産では、カウンターキッチンなどを使い、台所が個室化されていないタイプの物件が当たり前となっているほか、仕切りが無い広い間取りを好む人も増えています。
最近は、新しい生活習慣と在宅勤務、リモートワークなどの影響で、自宅から外にほとんど出ないで大半をおうち時間で過ごすという方も増えました。宅内のどこから見ても広い印象と、室内全体が美しくまとまって見えるため、SNSなどで自室のインテリアを発信する人にも人気です。空間を重視するといったインテリアや家具配置が、世代を超えて好まれるようになりました。
在宅勤務時に、自宅内で家財が映り込んでしまって意図せず生活の様子が伝わってしまうことがないよう、すっきりと何もない部屋からリモートワークを行いたいという声も多く聞かれます。こういった広い居間や、業務に使える別の個室がある方が、仕事面での都合も良いようです。
こういった流れもあり、LK物件自体は、とくに新しく広めの一人暮らし物件から、若い家族向け物件に渡って、多く採用されてきています。