津乃峰地区防災公園
災害時には避難所になる公園
県道286号線沿いに位置する津乃峰地区防災公園は、南海トラフ大地震が起こった際に予想される津波発生に備え、津乃峰町に整備された一時避難所です。津乃峰町、大潟町周辺地域にお住まいの方の避難所として、整備されました。
面積は20900平方メートル、サッカーコート約3面分の広い敷地で、災害時には約6000人の受け入れが可能です。
この避難所を平常時には、津乃峰地区防災公園として開放しています。広々とした敷地内は、スポーツやレクリエーションなど、周辺地域にお住まいの方の憩いの場として親しまれる場所です。
園内はわんぱく広場と多目的スポーツ広場の2つの広場があり、遊具などは設置されていません。東屋と水場が2ヶ所ずつと、トイレや自販機が設置されています。
ジョギングや自転車でのツーリング途中の、休憩所としての利用もお勧めです。公園のすぐ脇にはJR牟岐線が通っており、電車が通過するのを眺めることもできます。
津波避難所に指定されているため、県が想定する津波の最大の高さ7mよりも高い、標高8mに広場が整備されています。
防災施設としては、他に40t(4000人×3日分)の耐震性貯水槽と、消防器具や食料品、毛布などを保管している備蓄倉庫、自家発電装置も設置されています。
東屋は災害用テントを収納した防災対応タイプで、照明はソーラーパネルによって電気が止まっても稼働可能です。ベンチは災害用品の収納、調理用かまど、非常用トイレと、3つの防災機能を兼ね備えたものを設置しています。
様々な想定に基づき、しっかり備えられた避難所があると安心できますね。普段から、遊びやリフレッシュの場所として利用して親しんでおくのも、良い備えかもしれません。駐車場も広く、屋根付きの駐輪場もありますよ。
また津乃峰地区防災公園は、阿南市内に25ヶ所あるドクターヘリのランデブーポイント(場外離着陸場・救急車との合流地点)の1つになっています。ヘリの離着陸時には注意してください。
防災公園の周辺には飲食店やコンビニがないので、飲み物等、事前に準備してから行くのがおすすめです。
交通
- 阿波橘駅
- バス停「内原東」
- バス停「舳崎」
暮らし
- 阿南信用金庫 見能林支店
- 阿南警察署 橘町駐在所
- 小僧寿し 津乃峰店(ファストフード)
- 豚太郎 津乃峰店(ラーメン)
お買い物
- ローソン 阿南橘町店
医療
自然・文化
- 津乃峰地区防災公園
- 津乃峰ふれあい公園