ウィークリー
1週間単位、1週間ごとをあらわす英単語です
ウィークリーとは、英語のweeklyで「週1回、毎週(定期)の、1週間有効の」という意味の単語です。
日本語では、これとほぼ同じ意味で、和製英語として使われており、週一回発行の週刊誌=ウィークリー刊や、ホテルやマンションの1週間契約、1週間毎日日刊紙を購読する=ウィークリー契約などとして使われています。
不動産業界では、賃貸物件のウィークリー利用契約の他、ホテルなどのウィークリー利用契約など、1週間単位でといった意味でよく利用されます。
また、こういった利用に特化した賃貸物件やホテルなどを、ウィークリーマンション、ウィークリーアパートや、ウィークリーホテル、ホテルのウィークリープランのように昔から呼んでいます。これを略した「ウィークリー賃貸(物件)」という語も、広く浸透しています。
最近は、1週間サブスクリプションや、長期滞在プランの週単位タイプなどのように、報道などでは表しているものも多く目につくようになりました。
これとよく似た期間の種類を不動産会社等で表す際には、1日単位のデイリー、1か月単位のマンスリー。 なじみのない方も多いかもしれませんが、2週間単位のバイウィークリーなどがあります。 ですが一年単位のannual(1年の、毎年の)や、半年単位のsemiannual(半年ごとの、年2回の)など多少長い期間を表す場合には「長期利用の」といった呼び方が一般的です。
また逆に「週末だけの」を表すウィークエンド(weekend)に関しては、柔軟な勤務と休日体系が広がったこともあり、土曜日曜だけではなく、金曜土曜や日曜月曜、木曜金曜など、さまざまな場面で使われるようになっています。
不動産の空き室問題が深刻化して以来、お試し入居としてさまざまな建物のマンスリーやウィークリー利用ができるところが、賃貸住宅でも増えています。
もちろん流行りの民泊など、普段人が暮らしている町や建物そのものに宿泊する際、こういったプランが用意されているところが沢山あります。
これから新生活を始めるにあたり、どんな街に住むか、この街でやっていけるのか、といった悩みをお持ちであれば、これら一般の不動産賃貸物件契約よりも、短い期間でお試し利用できる物件に居住してみるという方法もあります。
ウィークリー物件には、素泊まりホテルのような物件や、簡素なサービスのものも多く存在します。また、利用期間の延長に応じてくれる物件も多数存在します。
お引越しに伴い、予定していた新生活のスタート日から少し予定が変わって来たという場合、まずは不動産会社に連絡し、現在契約している物件の利用日が前倒しできないかを相談してください。そのうえで、どうしても難しいようなら、ウィークリー物件などを探してみることをお勧めします。
ビジネスホテルなどでも、受験や引越シーズンでは、お部屋がすぐに埋まってしまうこともあります。また、インターネットサイトでは空き室無とされていながらも、直接宿泊施設に電話すると、空き室があるケースなどもありますので、直接お電話でのご確認もオススメです。