火災保険控除証明書
物件の賃貸契約時に加入した火災保険を支払ったという証明書で、年末調整や確定申告時に必要です
通常、賃貸物件に申し込んだ時には、マンションアパートや戸建て賃貸のどの物件でも、火災保険加入を必須としていることが一般的です。
この「本年度分の火災保険料を支払った」という証明書が、火災保険控除証明書です。通常、年末調整や確定申告時に必要な証書です。
火災保険に加入した年には、保険証書と一緒に火災保険控除証明書が印刷されている形式が、各社一般的です。翌年以降は、10月ごろにハガキや封書タイプで控除証明書が送られてきます。
物件とは別に、勤務先を通じて団体扱いで別途加入した火災保険料の時には、その加入時の団体にまとめて控除額等の通知が届き、自動的に年末調整などが行われることもあります。年末調整前調査の用紙が職場で配布された際は、各種保険料等の団体扱い内訳について、人事総務や保険サービス部門に確認してみましょう。
とくに各種の保険料による控除部分は、収入額によらず意外と大きな存在と言えます。この証明書が無ければ、控除申請を行うことができません。
万が一紛失してしまった場合も、保険会社等に連絡を取るなどして、しっかり手続きをしておきたいものです。