デザイナーズマンション

カフェ風にデザインされたお部屋

デザイナーズマンションとは、もともと、著名建築家や著名インテリアデザイナーなどが手掛けた、デザイン性の高いプレミアム物件の事を指していました。

現代では、物件設計の時点で、建築家やインテリアデザイナーなどさまざまなデザイナーを加え、外観、内装などに斬新さや個性をあたえた物件全般をデザイナーズマンションと呼んでいます。

和製英語に準じる語とされていますが、1980年代などにデザイナーズブランド=DCブランドとして、広くデザイナーの人物に紐づいた商品を扱うブームがあらゆる業界で広がりました。この前後にデザイナーズマンションも多数登場していることから、この建築版と考える説もあります。

デザイナーズマンションのどこにポイントがあるのかは、物件によって異なっています。中には、外観が動物のうろこのようなものや、緑に埋もれているもの。内部がコンクリート打ちっ放しや、家具調度まで統一的に配置されているもの等さまざまです。

通常は、プロが設計デザインしたもので、基本的な動線や使い勝手、強度は十分に考慮されています。

ですが中には、法律やさまざまな規則の隙間を潜りデザイン性を最優先して創られている「とがった物件」も存在します。とくに後者のようなデザイン最優先物件は、デザインに造詣の深い人々に人気の他、クリエイティブ職種や、これから先建築などの業界に進みたい人、一生に一度くらいこういった物件を経験してみたいといった方々に人気です。

お部屋の使い勝手やデザインなど、何を優先させるかは、ひとによって様々。とくに実際居住してみての使い勝手部分は、間取り図だけではなかなか判断が難しい部分もあります。

VR内見や内見で、事前にしっかりとチェックしておくことをおすすめします。