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ガスコンロ各部の名称と役割

ガスコンロは部分ごとに名称と役割があります

ガスコンロはキッチンの主役です
ガスコンロはキッチンの主役です

ガスコンロには、いろいろな部分ごとに名称と役割がありますが、皆さんはいくつ浮かびますか?私を含め、多くの皆様がまるごとまとめて「ガスコンロ」と呼んでいる器材各部には、名称があるのです!

実はガスコンロは、基本構造的には非常にシンプルな構造をベースにしているため、1つ1つのパーツが果たす役割が、スマートに洗練され集約された割付となっています。家電や台所器材の中では、出来るヤツらが集っている、みたいな印象なのがガスコンロなんです。

だからこそ、ちょっとした不調では、丁寧にお掃除して、また減りやすいパーツなどは小まめに交換することで、これまで以上に深く長く付き合える…そんな各部があつまって、ガスコンロが構成されているのです!

早速、各部の名前と役割をご紹介していきたいと思います。とくに賃貸物件などで、管理会社に確認や修理をお願いするときに、この名称は意外と役立ってくれます。

ガスコンロ(ガスレンジ、ガステーブル)について述べますと、最近のガスコンロの大半は、ガスレンジやガステーブルとしても一般名詞化して販売されています。ですがこれは、ガス台と呼ばれる口の付いた調理用熱源の他、魚焼き機やグリル、オーブンなどが組み込まれたものです。ということは、日本全国の大半のガスコンロは、実はガスレンジ、ガステーブルなのです。

タイプ別では、置き型タイプもビルトインタイプもあります。世の中、もはや単体でガスコンロを探すことは難しく、かつ値段的にも逆に高価なことも多くなるようなご時世です。

ガスコンロとして、どうしても探してほしいとお願いするよりも、ガスレンジ、ガステーブルで探す方が、多機能・安価・おしゃれなタイプも多い、という点からもお勧めです。

使用しているガスのタイプによって、プロパン(LPG)や都市ガス13Aのような表示が各戸についており、そのタイプに合わせた器材を購入して使用します。ガスコンロは、もともと賃貸住宅でも設置されていない物件もありますが、その場合、依然暮らしていた時のガスコンロを使用したいという方もあるかもしれません。プロパン←→都市ガス13Aの間では、異なる機材は使用できませんが、都市ガス間の機材の中には、転居後も簡単な調整だけで使用できるタイプもあります。

引越しに伴うガスの開栓作業の際には、ガス圧調整や器具の確認を行ってもらえますが、事前連絡する際に、こうした器材を使用することを、前もって伝えておくのが良いでしょう。ちなみに、ガスコンロが近現代に登場してきたときにはガス焜炉として表記されており、実は近世以前からコンロとしては、台所に存在している古株です。

次に、トッププレートとは、コンロの最上部、ガスホースの接続口から炎の出る様々な部品を載せる場所を囲む、側面パネルの上全体をカバーする大きな板のことです。

以前は金属板が主流でしたが、その後ホーローやテフロン加工、ストーン加工といった、金属板上に加工をすることで、お掃除をしやすくしたものなどが登場しました。更に最近は、耐熱ガラスでできたガラストップという、焼付き汚れすらすぐに簡単に落とせてしまう、夢のようなパーツも登場しています。

大きく、見た目の上でも影響が大きなパーツということもあり、通常他のモデルのものを流用することはできません。あまり知られていませんが、比較的簡素で電化されていないパーツが多い製品では、トッププレートまるごとが簡単に取り外して洗えるモデルも多数存在しています。大掃除は、トッププレートまで外せるモデルなら、もはや楽勝の域です。

ですが、頻繁に洗っていれば、傷が付いたりよごれが落ちにくかったりするもの。トッププレートを交換したいとなると、ガス販売店やガス器具販売店などに相談してパーツを取り寄せることになります。

ごとく(五徳)は、ガスコンロメンバーの中では、カセットコンロから野外バーベキュー台の説明書に至るまで各所で見ることができる有名人がごとくです。五徳という名称で輪型の物としては、かつての囲炉裏でつかわれていた竈子(くどこ)からきています。

これが茶道の始まりとともに上下を逆にして使うようになったことから、くどこの反対でごとくとされ、呪詛にも用いる五徳と同じ漢字が充てられたともいわれています。

一般家庭で用いられているガスコンロのごとくは、全体が一体となっておおわれている全面五徳や、各火元ごとに1つのごとくが載る個別五徳などが一般的です。お掃除のしやすさなどから、カセットコンロのようにトッププレートと一体型となっているタイプのごとくも存在します。

鍋と火元の間を離すことで、ガス火の一番温度の高い位置をなべ底にしっかり当ててくれるほか、燃焼部に空気を送りやすくしてくれるなどの仕事をしています。毎日のお掃除では、温度差が激しいこともあり、汚れが落ちにくいと悩んでいる方も多いかもしれません。1口1ごとくタイプなら、比較的安価に取替ができるパーツでもあります。

ちなみに、一般的に、今回ご紹介している以外のパーツは、利用者が取り外せる部分にはありませんが、ごとく1つ1つが載っている部分の下、炎が出てくる火口の部分は、正式にはバーナーと呼びます。

点火ダイヤル、点火つまみは、ガスコンロの正面側側面に設置されていることが多い、点火&火力調整用のダイヤルやつまみのことです。点火用ボタンと調節用ダイヤルやつまみに分かれて配置されている製品もあります。

意外と奥側に汚れが溜まりがちなパーツではありますが、交換は基本的にはできない部分でもあり、一番小まめにお掃除をすべきポイントの1つでもあります。

このダイヤルつまみ周りをご覧いただけると、炎のマークが1つから4つ程度まで分かれて描かれているのがお判りいただけるでしょうか?実はこれ、ガスコンロの内のどの口が、強い火力をもっているかを総体的に表しています。中華料理など強い火力が使いたい時は炎のマークがた沢山いているところを、じっくりとろ火で煮込みたい時には炎の数が少ないところを使うだけで、火力調節が行いやすく、吹きこぼれによる汚れも防ぐことができ、おススメです。

グリルは、俗にいう魚焼き機部分、側面真ん中から引き出しのように出し入れすることが多い焼き台です。

トレイを外せば、奥までしっかりプレートに覆われている空間で、一度使ったらすみずみまで手を入れて拭きあげることも可能です。そんなこともあり、最近の製品の中には、魚を焼いたり以外にも、ピザやパンを焼いたりといった使い方のお宅も多く見られます。

トレイや焼き網などは交換用のパーツが販売されているモデルが一般的です。ちなみにこのグリルの中のトレイも分割でき、一般的な魚焼き機型のものは、取っ手、グリル皿、グリル扉、焼き網などが在ります。また、内部のバーナーカバー(内部に設置されていて、左右2本のもの)ですが、グリル部に独立した電熱線などが入っていないシンプルな構造のものでは、取り外して洗浄ができます。

グリル排気カバー(排気口カバー)は、グリル使用中に発生した熱や水蒸気などの出口がグリル排気口です。普段使用しない時に蓋をするものや、使用中に排気口に物を落下させないようにするためにつかわれるのがグリル排気口カバーです。

後者はグリル使用中にも使うため、アミやメッシュタイプですが、前者はグリル不使用時にカバーするため、鉄板などで開口部が無いものとなっています。グリル使用時はもちろん、コンロ部分しか使用していない場合も汚れがちなので、こまめにお掃除をするのがおすすめです。

バーナーリング(リング、カバーリング)は、各火口とトッププレートの間で、鍋からの吹きこぼれがガス台下や器具内に入り込まないようにするための金属輪です。最近は、トッププレートと一体成型で、かつ吹きこぼれ流入が無いというすぐれた製品も多数登場しており、徐々に存在が薄くなりつつあります。

仕様に伴って小まめにお掃除する部分であり、交換パーツは比較的安価に手に入りますが、各モデル、各火口ごとにサイズなどが異なります。

バーナーキャップ(バーナーヘッド)は、ガスの炎が出てくる火口で、上から載せられるように置かれているパーツです。これが無ければ、ガス火は1つ大きな炎となってかなりの高さに上がってしまいます。このバーナーキャップがあることで、裏側にある細かい溝などにより、炎が細かく分割されて広がり、なべ底の熱を効率的に利用できるようになります。ですが非常に洗いにくいパーツ。普段は重曹の入ったお湯などに30分ほど浸けたあとに、金属ブラシなどで簡単に磨くとほとんどの汚れは落ちてしまいます。

こびりついて乾いたおちにくい汚れの時には、ほかの火口に鍋を置き、この液体ごと入れて15分ほど沸騰させると落ちやすくなります。比較的安価に交換できるパーツですが、各モデル、各火口ごとにサイズなどが異なります。

汁受け(受け皿)とは、最近のトッププレートでは、一体型で天面からリングカバーまでを覆うものも増えているため、徐々に姿を消しつつあるのがこの汁受けです。平皿タイプから、表面張力を使って大量の水分をホールドできる独自形状のものまで、各社さまざまなタイプがあります。

1度料理をするだけで、頑固な焦げ付き汚れなどが発生する部分でもありますが、交換パーツは比較的安価に手に入ります。各モデル、各火口ごとにサイズなどが異なります。

他にも、ガスホースやソケット、など、さまざまなパーツがガスコンロ周りには存在しています。

使用を始めてみて、ガスホースが熱くなりがちなときには、すぐにガス会社等に連絡する他、専用の遮熱版などを利用するのも方法です。

また汚れがあまりに気になる場合、「清掃後、ガス火を完全に使わず本体が冷えている状態で」シリコンスプレーなどを噴霧しておけば、シリコン=防燃で簡単に防汚処理が可能です。とくにシリコンスプレーは高級品を使用しなくとも、1本3〜400円程度です。

噴霧時と乾燥までの間は、マスクと通気をしっかりしておきましょう。(ちなみにこちらは、マンション物件のプロの清掃業者さんも良く使う手なんだそうです。ここまで読んでいただけた皆様にだけ、感謝を込めてお知らせします)

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