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ガラスの種類

建物には内外さまざまなガラスが使われています

建物であれば、オフィスであれ住宅であれ、戸建てであれ集合住宅であれ、鉄筋コンクリートであれ木造であれ、内外さまざまな箇所にガラスが使われています。

建物の窓やドア、壁などに使用されることが多く、現代の建材名ではこれらのガラスのほとんどは板ガラスというタイプに分けられます。

玄関や外壁に埋め込まれていることも多い、厚手のガラスでできた箱のようなガラスブロック、金属製の線を絵画のようにつなぎ合わせた間に、色のついた板ガラスなどを埋め込んだステンドグラス等は、さまざまな建築物でよく利用されています。

ガラスには、表面の凹凸等の種類や、機能、製法、成分、厚みなどによっていくつものタイプの分け方が存在します。

通常、建物に使われるガラスは、外壁側ほど厚い板ガラスのことが一般的。障子や家具の引き戸などで使用されるガラスは、薄いだけではなく硬度が低く脆いタイプが多く使用されています。

枠の付いた窓ガラスではなく、球面タイプ窓や天窓に使われるもの、コンクリート壁への埋め込み式のガラスとして使用されるものは、これらに比較して厚く、硬度としてもやや硬めに仕上がっているものも多く見られます。

ガラスは熱や衝撃で割れやすいため、その脆さは、気泡やゴミなどの不純物の多さである程度区別できます。ですが原料として特定の金属などを混ぜることで、強度や輝き他、さまざまな機能や特性をプラスすることもできます。

窓ガラスとして使われているものを見ていきましょう。一般的な透明でゆがみが少ないタイプの板ガラスの多くは「フロート透明ガラス」と呼ばれるものです。厚みも数センチのものまであり、窓ガラスの他、テーブルの天板としてなど利用されています。

このフロート透明ガラスの片面を砂などで削り取ったりすることで、淡雪のような細かい不透明感、人によっては白いトレーシングペーパーのように見せることもできます。これはすり板ガラス(擦りガラス、サンドブラスト)」。

昔は窓ガラスとして屋外ガラスにも使用されていましたが、一度油などで汚れてしまうと掃除がしづらいことなどもあり、現在では家具や小物、室内のみに使われています。

このすり板ガラス面をフッ酸で溶かして、繊細でやわらかな印象の不透明ガラスにさせたタイプは「フロストガラス」と呼ばれる高級品。屋外の窓ガラスとしても使用できます。

板ガラスの片面を、さまざまな絵柄の型によって大きく凹凸させてから冷やしたものは「型板ガラス(かたいたがらす)」と呼ばれています。屋外の窓ガラスとしても使用でき、製造方法が簡単で様々な用途に使われています。価格も安く、フロート透明ガラスとほぼ変わらない製品も存在します。

屋外から見ても室内の様子がわかりにくいため、窓ガラスなどに広く利用されています。

一度出来上がった板ガラスをカットして創られる「カットガラス」もありますが、現代ではあまり数が多くありません。

ガラスには、製造後、また製造時にさまざまな機能をプラスすることもできます。

製造後に機能をプラスするものとしては、割れやすいガラスに対する「強化ガラス加工」。これは焼き入れを行い割れにくくするものです。集合住宅共用部の自動ドアや玄関周りなどにも広く利用されています。

製造時にすでに凹凸がある型板ガラスなどを強化加工することはできませんが、焼き入れ後に加工するすりガラスやフロストガラスは強化が可能です。

外からガラスを割ろうとしても割れにくい「防犯ガラス」などのうち、フィルムによる防犯ガラス化を行うものがあります。製造後の施工時や、入居後でも機能をプラスすることができます。防犯ガラス用商品により異なります。

「浴室鏡」などは、製造時に板ガラスの片面に金属などをつかって反射面を加工した製品です。

高熱や火による影響が大きなキッチン、ストーブなど燃焼部周り等に使用される「耐火ガラス」は製造時に加工を行うものです。これよりもかなり低い温度幅で割れにくくなっている「耐熱ガラス」も製造時に加工を行うもので、キッチン周りの燃焼部から少し離れた壁などに使われています。いずれも高額なガラスで、交換修理時には期間もかなり必要です。

防火地域や高層物件など一定の条件を満たす物件では必ず取り付けなければならない「防火ガラス」は、火災時など熱せられた窓ガラスが割れて飛び散ることからくる災害を防ぐためのものです。

製造時、ガラスの中にメッシュや直線などの細いワイヤーを入れています。また網が入らずクリアな視野が確保されているタイプもありますが、こちらは高価なガラスです。

優れた防音効果をもつ「防音ガラス」は、2枚の板ガラスの間に、特殊な防音用の膜を挟んだものです。

窓部分の断熱効果を高めたものとして「ペアガラス」をはじめとした「複層ガラス」があります。これは複数枚のガラスを1セットとしてその間に乾燥した空気の層を設けたものです。

また、間の空気層を真空にした「真空ガラス」も複層ガラスの仲間です。ひび割れなどが入り始めると思いのほか大きな飛散となることもあり、注意が必要です。

複層ガラスの中には、断熱や飛散防止、防犯などの目的で、間の空気の層の代わりに特殊フィルムを挟んだタイプもあり、それぞれの機能で呼ばれる他「合わせガラス」などとも呼ばれます。

断熱性能を特定周波数の外光をカットしたりガラス自体で反射させることで、確保するガラスは「熱吸収ガラス」や「熱線反射ガラス」などと呼ばれます。製造時にガラス自体が着色されているタイプの他、フィルムなどを使って製造後の施工時などに機能をプラスすることもあります。

ガラスが建物に使われる時の厚みの目安としては、室内の引戸2-4mm、サッシ窓の屋外側4―6mm、共用玄関の壁や自動ドア、天板など5mm以上です。

ガラスはひとたびヒビや傷が入れば、広範囲が一気に割れてしまうこともあります。

割れ始めや傷が気になったら、まずは管理会社や保険会社に確認と対応依頼し、現況を写真撮影しておくことをお勧めします。また同時にガラス表面には飛散防止として、縦横にフィルムタイプの梱包用テープや新聞紙などをしっかり貼り付けておきましょう。

クーラーのきいた環境で強い日差しを浴びている時などにはガラスも膨張し不安定になりがちです。小さな衝撃でガラスが破損するときなどもあります。

通常の生活範囲であれば保険などでカバーされることが多いため、不動産会社や加入している保険会社の窓口などに相談してみましょう。

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