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古田山

ふるたやま

北側の斜面ではみかんの栽培が盛んです

古田山は、徳島県徳島市と名東郡佐那河内村との境界に位置する山です。剣山から中津峰山へと続く山脈の中央から、約500m北に位置しています。徳島市街から見ると、西に古田山、中央に中津峰山、西に平石山というように見えます。頂上からは、佐那河内村、徳島市等を望むことができます。山名は、麓の字名に由来しています。

北側の佐那河内村の東山や徳島市八多町では、標高300m地点ぐらいまで温州みかんの栽培が盛んです。急斜面には早生みかん、緩斜面には普通温州みかんが栽培されています。登山客の多い中津峰山と比べると、その中津峰山のすぐ西にあってあまり目立たないのが古田山です。婆羅尾峠から杖立権現越へと続く「四国のみち」の途中から、北方向へ尾根を辿っていくと、約20分ほどで着きます。展望は北面の120度ぐらいに開けていて、負出山の向こうに眉山が見えます。