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気延山

きのべやま

かつて源義経が訪れた山

気延山は徳島県徳島市国府町と名西郡石井町との境にある山です。地元では「きのべさん」と呼ばれ、親しまれています。

1185年、源義経がこの山を訪れて休息したことから、気延山と名づけられたと伝わっています。山の麓には「内谷板碑」と呼ばれる石があり、義経の家来の武蔵坊弁慶が山頂から投げ飛ばした石だという言い伝えがあります。山頂にはかつて「八倉比売神社」がありましたが、現在は気延山南麓の杉尾山に鎮座しています。杉尾山は、古代からご神体山として信仰を集めてきました。

多くの古歌にも詠まれていて、柿本人麻呂をはじめとした多くの重臣たちが和歌に詠んだ山です。八倉比売神社の社伝には、天照大神の葬儀の執行場面が記述されていたと言います。また、気延山には、三好実休の重臣である矢野国村が築城したとされる矢野城跡があります。そして、麓にある阿波史跡公園内には、矢野古墳や宮谷古墳があります。