しおかぜ公園

徳島県小松島市は県の東部中央位置する市です。

四国地方東側の玄関口として港があり、フェリーで藍や生活必需品などを運搬したり、かつては外国貿易も盛んだったと言われています。現在は多くの釣り人が訪れる、美しい海が魅力的な場所です。

小松島市にかつて存在した港の跡に存在する、広々とした公園が「しおかぜ公園」です。公園のテーマは、港に親しみを持てて楽しくくつろぐことができる空間で、徳島県主導で整備を進め、連日家族連れや若者たちなどで賑わう公園になりました。

公園の中央には大型のアスレチック遊具があります。飛行機のようなユニークな形の遊具は目を惹き、長いローラー滑り台は子どもたちに大人気です。

広い芝生の広場では、ボール遊びやバトミントンなど、思いっきり体を動かして遊べますよ。緑いっぱいの公園内を歩いているだけでも心地よく感じられますね。

公園内には舗装された広場もあり、スケートボードやインラインスケートなどを楽しめます。ランプと呼ばれるジャンプ台が設置してあるので、本格的な練習も可能です。広場で自転車の練習をしている子供の姿もよく見かけられます。

しおかぜ公園には港であったことを感じさせるポイントが幾つかあり、廃船の錨を利用したオブジェは、まさに港口のイメージという雰囲気です。舗装された広場の突き当りに立っている巨大な日時計は、小さなお子さんの興味を引きそうですね。

公園の海側にあるウッドデッキは広々としていて、イベントが開催されることがあります。海に突き出たウッドデッキに立つと、船に乗って航海しているような気分が味わえますよ。

ベンチも設置されているので、潮風の香りに包まれながらのんびりとくつろぐこともできます。海を眺めながらお弁当を広げるのもおすすめです。