櫟生小学校

徳島県の西部、JR四国大歩危駅からバスで一宇下車徒歩5分ほどの、三好市西祖谷山村にある小学校です。平成18年に町村合併で三好市立檪生(いちう)小学校に改称しました。

複式学級を含む小規模校ですが、子どもたちが豊かな自然の中でのびのびと成長できる環境です。

三好市の教育施策の「ナンバーワンスクール」では、小規模校の特性を活かし、主体的に対話して深い学びができる学校づくりが特色となっています。

授業の中で特徴があるのは、ふるさと学習です。

地域には、三好市指定有形民俗文化財「後山襖からくり」や、指定重要無形民俗文化財「西祖谷の神代踊り」が大切に引き継がれています。また、吉野川の支流の祖谷川にかかる「祖谷のかずら橋」は、年間30万人が訪れる有名な観光名所です。

これらの豊かな伝統文化や歴史から、学ぶ機会を大切にしています。

「いちうっこフェスティバル」は、学習の成果を家庭と地域、ボランティアの方に発表する機会です。子どもたちの個の力を伸ばすとともに、家庭と地域も一緒に協力を深める場となっています。