城西高等学校 神山校

神山町にある県立高校です。

神山町は自然豊かな町で、本校も鮎喰川をはじめ豊かな自然に囲まれたのどかな場所にあります。創立は70年を迎えています。

制服は男女ともにブレザー。爽やかなブルーのストライプのネクタイがポイントになっています。

神山校は2019年に「地域に学び未来を拓く人づくり」を目標に掲げ、教育課程の制度をリニューアルしました。

1年次の地域創生類では、実習を通して農業についての基礎的な知識や技術を学び、日本農業技術検定3級を取得することができます。

2年3年次は選択式で、環境デザインコース、食農プロデュースコースから自身の将来の方向性や、適性から選びます。

環境デザインコースは、徳島県内の高校で唯一、造園技能を習得することができます。

地域の特性や景観を学び、造園の知識や技術を習得します。山村や河川流域環境の保全・再生にも取り組み、地域社会の担い手となる人材を育てることを目指しています。

卒業後に即戦力となれるよう、伐採や剪定技術などの実習を授業に積極的に取り入れています。

食農プロデュースコースでは、安心・安全の農作物の生産から加工調理、商品開発や販売について学びます。希少野外植物の保護や増殖活動に取り組む「植物バイオテクノロジー」、食の循環について学ぶ「生物活用」、食生活をデザインする力を養う「フードデザイン」の科目など、多様な授業があります。

食農プロデュースコースでは、食物調理技術検定2級と3級を取得することができます。

本来なら高校卒業後に専門学校や大学で学ぶような専門的な知識を、高校のうちから学ぶことができ、とても魅力的な学校となっています。