桑野小学校

桑野小学校は阿南市中央部にある桑野川の東側、JR桑野駅に近いところにある公立小学校です。豊富な水と豊かな土壌に恵まれ、稲作の他、ミカンやイチゴ、胡蝶蘭の栽培なども盛んな地域です。

交通量も多い県道24号線沿いにあるため、校門前には歩道橋があり、安全に登校できるように配慮されています。

桑野町を通る国道195号線沿いを西へ進むと、徳島県南部健康運動公園や、JAアグリあなんスタジアムなどがあり、住民の運動に対する意識も高まっています。また学校周辺には、萬福寺やテクノスクールなどがあります。

心身ともに健全で自主・自律・協働の精神に満ち、人権を尊重する、人間性豊かな児童の育成を教育目標に掲げています。男女共学で、2学期制を採用しています。

校庭の真ん中には立派な大イチョウがあり、桑野小学校のシンボルになっています。この大イチョウは樹齢130年以上、幹回りが約3メートルという大木で、「元気くん」と呼ばれ、生徒から愛されています。

夏は緑、秋は黄金色に、冬は葉を落とす姿に、四季の移り変わりを感じられます。大切なイチョウの落とした銀杏を、捨てるのではなく活用したいという思いから、食べられるよう処理をして地元のJA祭りで販売する取り組みも行っています。

徳島県から、EdTech活用推進事業にも指定されており、タブレットを活用した授業やZOOM朝会に取り組んでいます。

地域の方との交流も盛んで、校庭内には、「ふれあいハウス」と呼ばれる、木で作られた休憩所があります。このハウスは、地域の方々が思い思いに休憩したり、おしゃべりを楽しむことができます。

大イチョウや元気に遊ぶ子供の姿を眺めながら、木の香りに癒されると評判の憩いの場所です。