はまだ整形外科リウマチクリニック

他院で整形外科とリウマチの診療に長年携わってきた院長が、平成21年に開業したクリニックです。院長先生の専門は関節リウマチで、親切で患者さんに丁寧に接してくれる院長先生の人柄もあり、地域の方々に信頼を置かれています。

診療科目は、整形外科やリウマチ科、リハビリテーション科を備えています。

整形外科では、骨折や筋肉の外傷に対し、ギプスやサポーターなどの装具や鎮痛剤などの投薬で、保存的治療を行っています。手術が必要な場合には、対応可能な病院への紹介も適切に行ってくれます。

リウマチ科では、関節リウマチをメインに診察を行っています。投薬での治療が中心で、リウマチ体操なども取り入れています。人工関節置換術などが必要な場合には、他院への紹介を行ってくれます。

リハビリテーション科では、首や腰などの牽引療法や温熱療法を行っています。また、リラクゼーション効果もあるウォーターベッドでのマッサージに治療を取り入れ、物理療法を中心に取り組んでいます。日々の疲れも癒されますよ。

リウマチには複数の疾患があり、関節リウマチは膠原病や自己免疫疾患によるものとされます。関節リウマチには、大きく分けて3つの種類があります。

1つめは症状の半分以上を占めている、症状があまり進行せず大きな機能障害を伴わないタイプです。手足の指など小さな関節に起き、長期間軽症の症状で経過することがほとんどです。2つめは病状がだんだんと悪化し、最終的には全身の関節に症状の出るタイプです。3つめは、発症してから10年以内に全身のほとんどの関節が発症し、機能障害に繋がるタイプです。

3つのうちのどのタイプの関節リウマチに罹患しているかによって、状況や予後が大きく異なるそうです。

関節リウマチの治療は、痛みの除去や緩和、進行の抑制、機能障害の回復や維持という3つの側面から進められます。痛みの除去や緩和には鎮痛剤を利用する投薬や、リハビリなどの物理療法が行われます。症状の進行の抑制にも抗リウマチ剤や生物学的製剤などの投薬が主体となります。機能障害の回復にはリハビリや、関節機能を回復するための手術が用いられます。

関節リウマチは30代以上の女性が発症することが多く、日常生活に影響を及ぼす可能性があります。適切な治療で症状をコントロールすることで、あまり不自由のない生活を送ることもできるので、専門とする先生に相談してみてください。治療は、患者さんそれぞれの症状や生活に合わせて、細やかに治療の方針や計画を提案してくださいます。