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1間(長さの単位)

いっけん

尺貫法や住宅設計の際に使用される長さ1単位のことです

1間とは、在来工法の住宅建築や畳などで現在も使われている長さを表す表現で、長さ1単位分に相当します。

現代人からすると「1間」といえば、どんな対象物やどんな利用シーンでも絶対的に同じ長さのことを表すと思いがちですが、かつてから様々な分野でそれぞれに利用されており、同じ長さではありません。

今に残る寺社などを見てわかるように、時代によっては建物の柱は構造を支えるために、一定の間隔とはならないものもありました。

もともと間は、建物の柱と柱の間のことを指しており、建物建築の際の間の寸法によって、畳のサイズも変わってきます。たとえば柱間が江戸間の1間なら、畳も江戸間の1間となります。

間は現代でいう、設計施工上のモジュール寸法のことといえばわかりやすいでしょうか?

1891年の度量衡法で、1間=6尺、計量法施行法では1尺=10/33メートルと定義されたため、度量衡法に基づいた1間は18.1818mとなります。それ以前の戦国時代等には、地域や時代によって、また施政者がかわるごとの測量のたびに、1間の長さが頻繁に変えられていたという記録も残っています。

在来工法の住宅建築で用いられる1間では、地域によって江戸間、京間をはじめとしてさまざまな「間の単位」が乱立しています。それだけでなく、各地を行き来して住宅を建設していた技術者たちによって、時には「建物の存在する地域ではなく自らの出身地の寸法で仕事をする」慣行もあり、昔の設計図上で「間」が表す具体的な長さは異なっています。

間を長さの単位のように使う以前には、地域やコミュニティごとに異なる長さを「尺」として表し利用していました。このころの尺ですら、中国や朝鮮などからの影響を受けて、長さがすでに異なっていました。

ちなみに、畳の大きさでは、京間(きょうま、本間)>山陰間(さんいんま、六一間)>中京間(ちゅうきょうま、三六間)>江戸間(えどま、五八間)>団地間(だんちま、五六間)>琉球畳(りゅうきゅうだたみ、半畳に近い正方形)の順に小さくなっています。

例えば、西日本でよく使われる京間では、1間が6尺3寸(191㎝)で、畳の大きさは6尺3寸×3尺1寸5分(191×95.㎝)。山陰間では、畳の大きさは6尺1寸×3尺5分(185×92.5cm)。中京間では、畳の大きさは6尺×3尺(182×91cm)。東日本で多く使われている江戸間では、1間が6尺(182㎝)で、畳の大きさは5尺8寸×2尺9寸(176×88㎝)団地間では、畳の大きさは5尺6寸×2尺8寸(170×85㎝)とされています。

京間と江戸間で比較すると、柱間の大きさに対して畳の比率がさらに大きく異なっていますが、これは京間だけが畳の大きさ割で設計施工されるためとされています。江戸間の場合、柱間のサイズを基準として設計施工されます。

いずれの寸法でも、1畳長辺を半分にしたサイズのことを半畳(はんじょう)と呼び、1間を半分にした長さを半間(はんげん)といいます。

新生活を始めるにあたり、床面を覆うカーペットやシートを購入される方もあります。ですが特に、歴史のある地域や築古物件ほど、畳の畳数や間を基本とした表示だけではサイズは不正確になりがちです。

現代の不動産広告では、畳数ではなく㎝による延べ床面積が表示されます。物件内の各部屋ごとの面積では、若干の差異が出ることも有ります。

入居に先立って、メジャーなどで現地計測を行っておく方が良いでしょう。

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