レクリエーションルーム

レクリエーションルームとは、入居者などが利用できる習い事や親睦を深めるイベント等を行ったり、各戸ではスペースが足りない作業やパーティーなどを行う際に利用できる、共用部スペースのことです。

古い物件では集会室や多目的室と呼ばれることが多く、最近の物件ではパーティールームや共用フリースペースなどとも呼ばれています。

アクセスのよい低層階や、高層階の眺めの良い位置に設けられていることが多く、物件によっては、提供するサービス設備によって、ジム、調理室、カラオケルーム、図書室、ライブラリー、ゲストルーム、宿泊室などの名称で個別に呼んでいるところもあります。

調理室やゲストルームを備えている物件では、災害時など各戸のユーティリティーが使えなくなったり、物資が届かないた時に備えて、炊き出しや給水目的といった機能を備えるために設置しているケースもあります。

集合住宅物件では、入居者世帯の高齢化に伴いリハビリや学びの場として設置されていることも有ります。開発が進み公園や空き地が減った地域では、地域ボランティアなどの活動拠点としてなど、入居者をキーにして、地域全体の人も利用できるような活用を行っているところも多数存在します。

賃貸住宅といえども、いつまでもこの街で暮らし続けたいと願う人も多い昨今。

こういった設備を備えている物件では、災害など緊急時でも、趣味や人とのふれあいなどの生活においても、毎日を愉しく過ごせそうです。