最上階
上に住戸が存在しない部屋を表します
最上階は解放感があり人気です
物件情報でよくみられる「最上階」表示は、この部屋の上には、住戸が存在しないことを表します。高級マンション物件では、海外の呼び方に倣って、最上階の豪華物件のことを「ペントハウス」と呼ぶこともあります。ですが、日本でよくあるタイプのマンションでペントハウスといえば、屋上に設置する電気や機材、空調機などを設置するためのコーナーのことを指し「ペントハウス/PH」などと表示されます。非常に勘違いされやすいのですが、最上階と書かれているお部屋では、このフロアの上にほかの住人が暮らす住戸や部屋は存在しません。ですが屋上、エレベーターや空調を設置するフロアやそのための部屋〜先ほどの機材などを設置するためのペントハウスが存在するケースはあります。また大型物件で、建物を正面から見ると壁面はL字型。一部のフロアは低層階に屋上があり、その他のフロアは高層階に屋上があるといった形状のものがあります。このとき、低層階の中で一番上の部屋を「最上階」と表示することがあります。屋上に機材設置がされている場合には夜間にモーターの音や振動が気になるという方があったり、あるいは屋上が住民に開放されている場合には子供たちがよく遊んでいるために騒々しいといったことがトラブルになるケースもあります。