貞光駅

白い外壁と三角屋根の木造作りが、昔の学校の校舎ような、レトロでおしゃれな雰囲気の駅舎です。四角いランプのデザインの街灯も駅舎と調和していて、良く映えます。

1914年に開業し、現在は無人駅ですが、特急列車の停車駅となっています。

霊峰剣山の登山口の駅になっていて、夏の期間は駅前から登山のためのバスが発着しているそうです。通常は、コミュニティーバスの運行がされています。

このロータリーから南方面に歩くと、すぐ県道126号に出ることができます。

商店が並ぶ県道126号線沿いの建物は、暗い木肌と白い漆喰が表に出た風情がある家屋です。駅舎と街並みの統一感が、この街の魅力の一つでしょう。

銀行や飲食店のほか、四国で最古の劇場など、バラエティー豊かな店が沢山あります。

駅の北側、吉野川方面へ少し歩くと、つるぎ高校のグラウンドが見えてきます。日中であればスポーツの練習の声が聞こえてきて、懐かしい気持ちになって心が休まりますよ。

すぐ隣には線路があり、街並みをバックに走ってくる列車を眺めるのもいいですね。

少し進むと国道438号線に合流でき、道の駅貞光があります。また河川敷には、緑豊かな貞光ゆうゆうぱーくがあり、サッカー場や、さくらや緑が美しい散歩道、トイレなどの施設が整っています。

徒歩圏内には、数軒のお食事処があります。銀行や美容室など、地元の方も寄れる街並みになっているので、旅行者の方とコミュニケーションが生まれそうですね。