妙福寺

妙福寺は阿波秩父観音霊場三十番札所。頭部に11つの顔を持つ十一面観音がご本尊です。妙福寺の山名は白雲山で、真言宗大覚寺派を宗派としています。

妙福寺ができたのは元永時代。鳥羽天皇の治世であった元永時代は1118年から1119年までのたった2年しかありませんが、その元永2年、矢三村に建立されました。その当時は七堂伽藍の立派な寺院だったそうです。

その後、徳島の寺院の例にもれず、長宗我部の手にかかり廃寺になってしまった妙福寺ですが、一篤志家により再興。現在は徳島市南矢三町に建っています。

アクセス：矢三東バス停より徒歩7分。科学技術高校バス停より徒歩8分。佐古駅より徒歩17分。